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子育ち論10

今日から、子どもと薄着の関係を話していきましょう。

結論から言うと、子どもの服装は大人より一枚少なくていいです。

子どもは大人よりも体温が高いですし、体温の変動もしやすいです。

なので、大人の感覚で大人と同じように着せてしまうと、厚着しすぎになってしまい、必要以上に汗をかいたりしてしまう可能性があります。

冬場は一枚少ない薄着を意識しましょう。

ただし、夏場は汗をかくということも必要です。

汗腺の数は、乳児期から幼児期に決まると言われているので、夏場でも冬場でも薄着を意識することで、子ども自身の体温管理能力が育っていきます。要は「しすぎない」ことがポイントです。

気をつけたいのは、個人差があるということ。

子どもの様子をみて、適切に調整・対応していくことの繰り返しで、子どもたちが自分で、暑かったら脱ぐ、寒かったら着るという自己管理能力を獲得していきます。

明日からは、理由をお話していきますね。