先日、「となりのトトロ」のことを、このブログで書かせてもらいました。そしたら、その記事を読んでくれた方が、「小説は読んだことありますか?」「古いものだけれど、貸しましょうか?」と一冊の本を貸してくれました。
私は本を読むのが大好きなのに加え、大好きなトトロの小説ということで、二つ返事でお借りすることにしました。
私の記事を読み、「古いし、汚れているから・・・」と気にしながらも、大切なその一冊を手渡してくれた姿に、その方の優しさと温かさを感じました。
青いオート三輪がの道を走る。
五月に五月と五月をのせて
もうすでに、この書き出しの表現が感動的です。
アニメとして「観る」トトロも、もちろん素晴らしいですが、文章になった「読む」トトロも非常に面白かったです。
小説になると、細かな風景描写や心理描写などが、言葉で描かれるので、アニメで観るた時の印象と違うように思えたり、表現の豊かさに驚いたり、とにかく新鮮な感動がたくさんありました。
そしてやっぱり、小説の中にも「愛」がたくさん溢れていました。
会いたいときに会えるわけではないトトロと同じように、 だいじなだいじな日というはなかなかこないものなんだなと・・・
という巻末のサツキの心理描写も素晴らしかった。。。
もちろん、現在私の手にあるこの「古くて汚れた一冊」にも、持ち主のそれに対する「愛」がたくさん溢れています。。。
※明日、明後日は都合によりブログお休みします。。。
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