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子育ち論57

昨日、息子を保育園に迎えに行くと、年長さんの担任の先生からこんな話を聞きました。。。

朝登園した後、息子は園庭の隅にあるウサギ小屋の方へ向かって歩いていたらしいんです。しかもニヤニヤして嬉しそうに。

その表情の先には、年長児の女の子が。その子が、「こっちだよ、おいで」と優しく声をかけてくれていたらしいんです。

それで、息子も「待って~」とニヤニヤしていたんです。

ウサギ小屋に着くと、二人でエサをあげはじめたそうで、年長児の女の子が「優しくあげるんだよ。噛まれないようにね。」と、教えながらあげていたそうです。息子もとても嬉しそうにしていて、見ていてすごくホッコリしたよ~との話でした。。。

凄くいい話ですよね!!まさに子育ち社会がこの話の中に見えてきます。

そして、大切なことが詰まっています。

飼育している小動物への愛。小さい子への愛。

自分が経験してきたからこそ、自分より小さい子へ伝えられるもの。知識、技術、生きる力。

それは、「上から下への自然の摂理」なのです。。。

危険だからやらせないではなく、危険を意識させ考えさせ、それを回避する賢さを。

汚れるからやらせないではなく、大人都合にあわせずに、ケジメをつたえることを。

子育ち社会を守っていきましょう。。。