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「大きなかぶ」と「てぶくろ」

あまり政治的なことを発言するつもりはありませんが、少し子どもたちをからめて。。。今現在、毎日ロシアとウクライナの戦争の様子がTVの画面に映し出されて、子どもたちも無意識に目にすることが多いかと思います。本当に悲しいですね。人の命がいとも簡単に消えていきます。。。子どもたちの大好きな絵本、「大きなかぶ」はロシアの民話です。「てぶくろ」はウクライナのお話。どちらにも共通するのは、仲間と協力して「楽しみ」や「ワクワク」を共有し、未来に向かって前進する姿が、日常の生活の中での出来事として描かれていること。そのとっても身近で親近感のある世界観に、子どもも大人も自らの経験や、生活を重ね合わせて想像できる。だからこそ大好きになるんだと思います。そして、そんな素敵な物語が残るような、国民性や文化、優しさを持つ国同士なんだと思います。。。そう信じたい。。。私たち大人が子どもたちに伝え、残さなければいけないのは、遺恨や憎しみではなく、素晴らしい自国の文化や、人としての優しさではないでしょうか。。。一日も早く、悲しみの連鎖が終わりますように。。。希望に向かう眼差しが、子どもたちに戻りますように。。。