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子育ち論74

ではいったいどんな根拠があるのかと言うと、「輸送反応」というものだそうです。これは、哺乳類の持つ本能の一つで、自然界では常に外敵から身を守らなくてはいけません。泣いたりすると、それだけ外敵にみつかりやすくなるというリスクがあります。なので、移動する時や逃げる時など、要するに「輸送時」には親に協力するんだそうです。これが「輸送反応」です。ライオンの親は、子ライオンの首を噛んで移動しますよね。サルの親は、背中に子ザルをおんぶして移動します。この時、子どもたちは泣き叫んでいませんよね。これが、同じ哺乳類である私たち人間の場合は、「抱っこで歩く」になるという事なんです。つづく。。。